松野守峰先生の情熱

僕の英語の師匠・松野守峰先生は、教育にかける情熱が半端ありません。当時(1979-82年)、ECC外語学院新宿校の正規の授業は19:20-2120だったと思いますが、その後、有志を誘って、近くの喫茶店などで無料講義をして下さいました。これが勉強になった!
最初はエラリークィーンのペーパーバックを読む講座。推理小説を1冊通して読んだことでずいぶん自信がつきました。次は、Browser's Dictionary という一風変わった辞書を毎週10ページずつ読む講座。この本は、珍しい言葉にひとひねりした定義・解説を加えたもので、今の僕が語源に詳しくなったのは、ここに原点があるのかも知れません。
そして、長く続いたのが、ウィリアム・サファイアニューヨークタイムズに寄稿していた On Language というコラムを読む講座。ニクソン大統領のスピーチライターもつとめていた才人ですが、よーーーく考えないとわからないようなウィットや洒落が満載で、「気の利いた英語表現」についてずいぶん鍛えられました。今にして思うと、松野先生も若かったから、そこまでできたのだと思いますが、気迫だけは現在も衰えを知りません。
3月5日(土)の「新しいTOEICの傾向と対策 トークライブ」(水道橋)、そして、3月下旬から東銀座で始まる「TOEIC講座」にぜひ、ご参加いただき、真の教育者に接していただきたいと思うのです。
https://www.facebook.com/events/148216285564723/