2007-01-01から1年間の記事一覧

紅白雑感

NHK紅白歌合戦を最初から最後まで通して観たのは 数年ぶりのことでした。最初、鶴瓶師匠の頭皮アッ プから始まった時には、えげつない演出過剰だった らどうしようかと危惧しましたが、終わってみれば、 ここ数年来で一番充実した内容だったのではないか と…

教師使命

わがミネソタの親友のマイク・スマート君が、 州の「Teacher of the Year」に選ばれて半年。 あちこちでスピーチする機会が増えたようで、 腕をあげたというか、適度なユーモアをまじえ ながら聴衆の心に届く話をしています。下記のサイトで、Quick Time の…

金井先生

神戸大学経営学研究科の金井壽宏先生が、ご自身の著書紹介の 中で、僕のことをメンションしていただいたのに、1年以上も 気がつかずにいました。http://www.kobe-mba.net/research/work/2007/middlemanager.htm『40歳の仕事力−すべてのミドルマネージャー…

久門塾頭

松下政経塾の初代塾頭をつとめられた久門泰(ひさかどゆたか)氏が 11月25日心筋梗塞の為ご逝去されたとのこと。享年73歳。3期生として政経塾の門を叩いた私にとっては、1981年の夏に面 接試験で初めてお目にかかり、入塾後もご指導いただいた方です…

西垣先生

僕の師匠である東京大学大学院情報学環教授の西垣通先生が ネット放送局 Japan FM Net (JFN)のインタビュー番組 「Living Style」で椎名由紀さんとウェブ社会について対談 されています。過去30年のコンピュータの発達の歴史から、 「情報は小包ではない…

象的寓話

辰野まどかさんがブログで紹介してくれた 象の話。似ている話は聞いたことがあった けど、最後が深遠でした。http://madoka602.seesaa.net/article/66795173.html + ふたりの盲目の人たちが、 象はどんなものかについて話している。「象はフワフワしているに…

自転車灯

須子はるかさんとは、魂の周波数が近い、という感じが して、チェンジ・デザイン・アカデミーや来年1月27 日の「講師サミット」など、いろいろご一緒しています が、須子さんの新著が出ました。タイトルは 「自転車ランプの法則〜ペダルをこぐだけであな…

講演報告

11月12日紀伊国屋ホールでの講演会の模様がPHP研究所の サイトにアップされました。http://www.php.co.jp/bookstore/information.php#homekotoba 当日は、8:40-17:00まで某企業の研修をやった後の ダブルヘッダーだったので、体調的にはけっこうしん どかっ…

紀伊国屋

昨日は、祐川京子さんと二人で紀伊国屋書店新宿本店で 講演会を行ないました。昨年発刊した「ほめ言葉ハンド ブック」(PHP研究所)は12万部に達したことを記念 して、紀伊国屋さんに開催していただいたもの。中野坂 上出身の僕にとっては、紀伊国屋ホール…

掃除学習

松下政経塾の研修の基本方針として「掃除と挨拶」がありました。 朝6時に起きて、けっこう広い塾の庭の掃き掃除、建物の隅々まで 掃除するのが塾生の日課なのです。また、挨拶はコミュニケーショ ンの基本というのが、松下幸之助塾主の考え方だったと思いま…

宝塚歌劇

昨日は、友人たちと東京宝塚劇場で月組公演「マジシャンの憂鬱」 を鑑賞しました。エデュテーナーを自称する私としては、ステージ いっぱいに繰り広げられる歌、踊り、芝居、そしてオーケストラの 生演奏のハーモニーはまさに目の正月というべき至福の時でし…

年男四巡

自分では若いつもりでいたけれど、いつの間にやらそれなりの年齢になってきました。先週、大学の同期の集まりがあり、やはり健康や老眼のことが話題に出ました。父が今の僕の年齢の時、僕はすでに22歳で大学4年生だったことを思うと愕然としてしまいます。…

壁画芸術

この写真は、東大本郷キャンパスに現在建設中の福武 ホールの、仮囲いの壁面です。学際情報学府の様々な 研究や活動のキーワードがデザインされていて、ここ に紹介したLearnology のほか、Learning Planet も 表示されています。工事中の壁というメディアか…

一括指導

自信作!日経文庫「グループコーチング入門」が書店に並び 始めました。月刊ペースを目指していましたが、1−6月の 上半期は、諸般・書店の事情で1冊も出なかったので、今年 初めての出版になります。 これまで企業管理職の方からは「1対1コーチングの重…

林檎元祖

スティーブ・ジョブスのスピーチ(ビデオ) 2005年に、アップルCEOのスティーブ・ジョブスがスタンフォード 大学の卒業式でスピーチしたビデオをgoogle video で見ました。すばらしい!「人生万事塞翁が馬」の現代版。特に、自ら創設したアップル社を石 もて…

先達発表

学際情報学府恒例のM2(修士2年目) になった先輩 諸氏の修論オフライン発表会がありました。13時か ら18時までの長丁場。4つの教室に12個くらい発 表コーナーが設置 され、ラップトップのスクリーンに パワーポイントのスライドを映 しながら、修論…

総長式辞

思うところあって、今日から東大学際情報学府の修士課程1年生に なりました。晴天に恵まれて、安田講堂で入学式。僕よりも25歳 くらい若い学生さん達にまじって入場しようとしたら、係員に「父 兄の方はあちらに」と、予想通りの声がかかり、「僕が新入生…

協力原則

企業での研修は、講師と参加者が一緒に作り上げていく学びあいの場です。 講師が、自分のペースで一方通行で教え込もうとしても、作用・反作用の法則 が働いてうまくいきません。講師も自ら学ぶ姿勢を持ちながら、参加者の学ぶ 意欲を引き出すのかが大切です…

活用原則

成人学習では常識なのですが、学校教育でも、よりよい学習を 提供するためには、「活用の原則」が大切だと思っています。「この知識は、今は意味がわからないかも知れないが、そのう ち役に立つから」とおっしゃる学校の先生がいいますが、これ では学習意欲…

官僚実習

文部科学省は来年度から、入省7年目以下の若手官僚のうち、 教員免許を持つ十数人の中から、本人の希望を勘案して数人を、 公立中学校などに教員として1年間出向させる。将来の教育行 政を担う若手キャリア官僚が教壇に立つことで、教育現場の実 態を知る…

教育再生

はてなダイアリーに学習学と民間版「学習・教育再生会議」に関する コメントを載せて、これをmixiと連動させることにしました。 http://mixi.jp/show_profile.pl?id=6732650 僕の基本方針としては、威勢は良いけれど実効性を伴わない「大胆で 思い切った提言…