楽天を笑う新聞記者

楽天 英語決算発表の大笑い」と題する記事が
日刊ゲンダイ2010年8月6日号に掲載されているようです。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1302911&media_id=10
 
新大陸に向かって漕ぎ出す勇気のある船を嘲笑するのも
自由ですが、他の多くの日本企業は、様子見と無為を重
ねてガラパゴスに取り残される危険性を高め続けている
のではないでしょうか?新聞記者の方ご自身も、自社と
自分自身の未来にどんな明るい展望を持っているのかな?
 
今、日本の企業社会は新しい実験を色々やっていくべき時
期なのだと思います。楽天の今回の取組みは、ひょっとす
るとうまくいかないかも知れません。しかし、日本企業が
国内市場だけで勝負する縮み志向に陥っては未来は暗澹た
るものです。
 
僕自身は、楽天も色々試行錯誤はすると思いますが、企業
としての英語力を高め、グローバルな舞台で勝負できる社
風に進化していくことを応援したいと思っています。
 
英語を社内公用語化するにせよ、日本語と2つ公用語にす
るにせよ、英語でコミュニケーションする部門を強化する
にせよ、中国、インド、韓国などの一流企業と伍していく
ためには、英語でビジネスできる実力を蓄えていくことが
大きな課題です。「英語を教える研修」ではなく「英語の
学び方を修得する研修」「英語で仕事をする方法を身につ
ける研修」が必要な会社は多いはずです。
 
そうそう、こういう記事は署名入りで書いてほしいですね。