七五調でコメント

目指す所は同じでも
おんなじ道は通れない
自分の道を切り拓く
その人だけがたどり着く

「わもん」初の名人初段を獲得した「わたふ」こと わもん屋わたふ渡辺富美子さんが「私の通ってきた道 その道を通りたいという声をよく耳にするようになりました。 ただただ「聞く力」を深め続けてきた道 そして その道はまだまだ続きます。(中略)今日もこの道 深め続けます」とFacebookに書き込まれてました。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=504999659620140

これにコメントを書いていたら、いつの間にか、自然に七五調になっちゃったのが冒頭の4行です。

ちなみに、七五x4行は「水戸黄門」のメロディで歌えます。さらに言えば「どんぐりころころ」、「海」(海は広いな)、「春」(春のうららの隅田川)、「荒城の月」、「鉄道唱歌」などのメロディでもいけます。
かつて「どんぐり黄門」(水戸黄門のメロディでどんぐりの歌詞を歌う)「水戸ころころ」(どんぐりのメロディで水戸黄門の歌詞を歌う)という芸(?)がはやりましたが(はやったかな?)、実はこれ以外にも様々な組合せが可能なのです。それだけ、この七五調が日本の歌の基本的なパターンだと言えるでしょう。

 八雲立つ 出雲八重垣 妻ごめに 八重垣つくる その八重垣を

須佐之男命が読んだと言われる日本最古の短歌は『古事記』に収められていますから、これは古いですね。「なぜ」と問われると説明は難しいですが、語呂の良さは感じますよね。