学習意欲を喚起する授業

大学の授業も日によって出来・不出来があります。毎回、最低ラインはクリアしていると思いますが、今日は、出来の良い日でした。 Yasunobu Hohtsukiさんの父君、宝槻徹さんにお越しいただいたのですが、良い日に見ていただけたと思います。
英語学習において、なぜアウトプットが大切なのか、記憶と学習の理論的な解説(といっても超シンプル版)から入り、「二文字目しりとり」「イメージ連想」「山手線ゲーム」と僕の十八番のゲームを体験してもらいました。誰もが参加できるワードゲームの定番です。
最後に、蛯名健一(Kenichi Ebina)さんが登場した America's Got Talent のビデオを見てもらい、審査員からのほめ言葉(amazing, wonderful, unbelievable, awesome, convincing, incredible, magnificent )などを、先に発音してから聞くと、ちゃんと聞こえるという経験を味わっていただきました。蛯名氏ご自身は、そんなに英語が流暢という訳ではないので、専門性を極めれば、世界を舞台に活躍できるということも伝えられたと思います。
京都造形芸術大学の場合、英語に対して苦手意識をもっている学生も多いのですが、「とっても楽しかった」「英語できるようになりたい」と、アンケートは非常に好評でした。
寶槻泰伸さんの探究学舎は、個々人の興味、関心、学習意欲を引き出すことに力を入れていますが、お父様も、また、僕も、その点で意見が完全に一致しています。限られた時間に、教えられることには限界があるので、あの手この手を駆使して、一人ひとりの学ぶ力を喚起していきたいと思っています。

https://www.youtube.com/watch?v=cn-NsWRtaSY