やる気の高い人材確保のために英語

長年、企業研修講師をしていると、「部下のやる気を高
めたい」と思っている管理職の多いこと。ほとんどの会
社のほとんどの上司がそう感じていると言っても過言で
はないでしょう。しかも最近はその傾向が顕著で「指示
待ち族、確認族ではなく、自立型人材になってほしい」
という希望が強まっています。
 
そこで、教え込む指導ではなく、「引き出すコーチング」
の研修を実施している訳ですが、アジア(など新興国
途上国)には、最初から、やる気が高い人材がたくさん
いるわけで、企業が採用枠を日本人に限定せずに、意欲
も能力も高い人材を、比較的低い賃金で雇用することが
可能なのです。
 
してみると、日本人を採用しなければならないと、企業
が考えなければならない合理性は急速に低下していると
言えるでしょう。楽天が、英語の社内公用語化を打ち出
して、波紋を呼んでいますが、反対論の多くは「自分の
会社が英語化されたら困る」という個人的理由によるも
の。これでは、国際市場で企業競争力が高くなる訳があ
りません。
 
脳科学者の茂木健一郎氏が日本の就職慣行について、ツ
イッター上で13項目にわたり批判を展開しています。
僕にはすべて的確なコメントと思えます。日本の未来は、
人間の内なるフロンティアを拓くヒューマンウェアにこ
そあると思うので、採用制度も抜本的に変えるべき時期
が来ていると考えます。
http://twitter.com/kenichiromogi
 
ちなみに、茂木氏が英語でつぶやいているツイッター
アカウントは達意の英文で素晴らしいクオリティです。
http://twitter.com/kenmogi