人が学ぶとき -- MOOCの可能性

「人が学ぶのは、教授の講義を(受け身に)聴いているときではなく、自分の力で考えている瞬間なんだ」と語るセバスチャン・スラン氏(Sebastian Thrun)は、大規模公開オンライン講座(MOOC: Massive Open Online Courses)であるUdacityの創業者。
https://www.udacity.com

朝日新聞社大阪本社編集局社会部記者教育担当の金成隆一氏が「無料オンライン授業の衝撃と学びの革命」と題して、とても informative な記事を書いてくださいました。まさに学習学の時代を象徴する記事。英語さえできれば、世界最高峰の大学の授業が受けられるのですから、すごいことです。
http://www.juce.jp/LINK/journal/1303/02_01.html

これまでの学校は自分に向かないなあ、と感じていた人も、こういう仕組みを使うことで、いくらでも勉強できる社会になってきています。だから、教育者の役割は、一人が学習目標を明確化し、学習スタイルに合った学習計画を立てるのをサポートすること。そして、学習者として、お手本になり、自ら学び続けることだと思うのです。

日本でもこのモデルを踏まえ、日本風・学習学的な形にして、広めたいです。京都造形芸術大学でも、色々な実験を展開したいと思っています。