素数を考える

素数」の定義は「1 と自分自身以外に正の約数を持たない自然数で、1 でない数」である。京都造形芸術大学椿昇先生から教えていただいた京大生協の「素数ものさし」の記事。今日、朝日新聞で紹介されていた「ニコニコ技術部」もそうだけど、常識や効利性ばかり考えていると、クリエイティブな筋肉が萎えてしまいます。
http://blog.esuteru.com/archives/7012152.html

同じ記事に紹介されていたエラトステネスの篩(ふるい)の動画も興味深いですね。これ、マンディのワークショップでやってみたら面白いかも。7角柱や11角柱をつくるのは楽しそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=4Ty_Horsmp4

そして、オーストラリアのコメディアン、ラジオDJであるAdam Spencer氏が、TEDで巨大素数の発見に取り組む人々を紹介しています。トークのキレが抜群です。これも、人間のロマンと執念を感じる映像。英語ですけど、テーマが数学ですから、言っていることは案外わかるのではないかしら?先日、NHKでも、3/10に「スーパープレゼンテーション」で取り上げられていました。
http://www.ted.com/talks/adam_spencer_why_i_fell_in_love_with_monster_prime_numbers
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/adam/

芸術と数学は、密接な関係にあります。でも、数学に苦手意識を持っている学生も芸大には多いですね。比較的とっつきやすい題材をつかって、教養教育の授業、入学前教育のプログラムを考えてみたいと思います。

http://blog.esuteru.com/archives/7012152.html